汗ダラダラの友達のお話

私は専門学生なのだが、卒業制作で発表をする機会があった。

まあ私は何もしなかったのだが、それで多少の後悔をしたお話だ。

まったくそういう発表っぽい何かをする機会がなかったわけではなかった。

このご時世でオンライン上ではあったが何回か人の前で話すことはあったが、その時にはほぼその友達(g君にしておこう)に頼ってしまっていた。特段得意そうではなく、言葉に突っかかることもあるが、「まあ俺もやったらこうなるだろうな....」というぐらいのレベルだった。技術があり、頼りがいがあるのもありそのまま流れのままにいろいろ託してしまっていた。最後の発表の時には、ちゃんと台本的なものも作ってくれていた。もうありがたさしかねえ...。言うだけだし最後くらいやろうかなぁ...

俺「ありがとう!何だった俺がやろうか?」

g「いやいいよ。俺やる。」

俺「マジ!?ありがとう!」

とまあこんな感じで当日を迎えたわけですよ...発表の番が回ってきてpcの前に友達が立って説明してくれてるわけなんですよ。(ほかの班員はその後ろに立ってる)けどちょっと様子がおかしいんですね。

いつもよりなんか声色が変ですし、妙にグダグダしてるんですね。前にオンライン上でやってる時とはなんかちゃうなー。

g「ちょっと待って....」

「そうだよね緊張しちゃうよねーいいんだよー」って感じに思ってたんですよ彼が振り向くまでは.....

額から大粒の汗が....(冬のお話)(振り向いたとき床に汗が落ちるのが分かるくらい)

いやちょっと待てい!!!なんやねんびっくりしたわ!オンライン上では全くそんなんになってるとこみたことないわ!ってか託しておくれそんなになるぐらいなら...

(ps 本人も予想外だったそう)

....落ち着いてる子だったからなあ...いつの間にかこうやって負担背負ってたんやなあ...

落ち着いてる子からは無理やりでも仕事は分担させることにしようって思った一日でした。